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南洋材の勉強会に材鑑調査室に出かけました。 カッターで材面から 三断面(小口、柾目、板目)の切片を切り出し プレパラートをつくり、 顕微鏡による樹種識別の講義を受けました。 硬い材で切り出しが難しかったり、切片が丸まったりで 薄く均一な切片を切り出すにもコツがいります。 切片を切だす場所も知識が必要です。 切り出した切片はスライドグラスに並べて、 グリセリンを垂らしカバーグラスをかぶせ、 ホットプレートで沸騰させ空気を抜きます。 グリセリンの封入では切片内のシリカが見えにくいので、 シリカを見るときは、グリセリンなしのプレパラートです。 材の特徴も試料の作り方もなかなか覚えることが多くて、 一度では無理です。 どうして材独自の特徴が出来るのでしょう・・・ とても楽しい時間でした!!! 材鑑調査室は改装後(6月以降) すでに約600名の見学者が来られているそうです。 昨年度はちなみに380名 写真は材鑑室に展示されているプレパラートです。 なかなかこのように作れません。 次回、機会があればもう一度チャレンジしたいと考えています。
by woodmanda
| 2008-03-01 00:18
| 京都大学バーチャルフィールド
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