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蔵の壁(3)
〇左官の塗工程と工法。 1、手打ち作業(90ミリ~120ミリ)(「団子どんと手打ち」と言うと聞いたことがある団子で手打ち、固まればむちゃくちゃ鉄のように硬い。) 荒土の団子を下地竹小舞にドンと打ち付ける。「乾いたら、かちんかちんですよ」鉄のように、むちゃくちゃ硬くなる。 (他に鏝板に荒土をのせてそれを下地に押しつけると聞いたことがある) 2、裏がえし 3、荒土が乾いて割れたところで砂ずり(砂漆喰目つぶしと保水の意味)をする。 4、追っかけでタルマキ(横)、荒土を塗り(本格的な蔵はタルマキをする) 5、荒土が乾いて割れが出たところで砂ズリ、タルマキ(竪)荒土塗り 6、5の工程をタルマキ(横)と重ねる。 4~6工程タルマキを3回で止める場合となお塗り重ねる場合がる。 蔵の壁の厚みは3~6の工程の数で決まる。 7、最後の荒土に砂ズリを行い。大直し、小直し 8、斑直し 9、中塗り 10、砂ズリ、追っかけで漆喰塗り 漆喰に磨き仕上げをする場合がある。 〇内部工程については 2のあと 3、大直し、 4、ノレン打ち、ノレン仕舞い、 5、中塗り、 6、砂ズリ追っかけて漆喰塗り。 蔵の厚い壁は3~5の工程が増えるということらしい。 左官の蔵の壁仕事は、20工程ほど随分手間がかかっている。 だいぶ、蔵の中がクリアーになってきた。 まとめ切れないので、続きはまた にほんプログ村すまいランキングに参加しています。 クリックお願いします ♪♪
by woodmanda
| 2014-03-31 11:58
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